「こうじゃないと美しくない」
みたいなものがはっきりとあって、みんなそこを目指して努力をしていく。
走路から外れたらいけないような感覚。
と言うと、少し極端かもしれませんが、そういう風に感じることがあります。
私たち日本人は、ある種みんな同じになるように教育されてきました。
義務教育ではみんな同じ服を着て、同じことをし、みんなと違うことをすると怒られました。
少しでもおしゃれをしたり、自己表現をしようとすると、不良認定され、指導を受ける。
こうじゃないといけないというものが明確にあり、そこから外れることは許されない。
学生の頃は、そんな環境にいつも疑問を抱いていました。
顔のレフ板になるようなピアスに、黒髪にほんの少しの茶髪ハイライト、
光を集めるシンプルなネックレスに目尻だけアイライン。
今や私の一部とも言えるこのスタイル、
実はこのスタイルを編み出したのは高校生の頃。
この記事に書いてます↓
アクセサリーや髪型を注意された当時の私(15才ませガキ)は覚えたての英語で、
と調子に乗って英語で答え、頭をぐーで殴られたことがありますw
(体罰がギリokの時代でした)
それは若気の至りで少し調子に乗りすぎましたが、
あの頃は、なぜちゃんと毎日座って真面目に授業を受けて、テストも良い成績を取っているのに見た目だけで不良と言われないといけないのかが疑問で仕方ありませんでした。
そして、今思うことは、ほとんどの日本人は、そういう教育を受けてきたから、大人になった今でも自分を美しさの型にはめてがんじがらめにしているのではないかということ。
世間が求める美の基準。
あなたは心からそのスタイルが好きですか?
心からそうなりたいと思いますか?
世間が求めるから、その枠にはまりたいから、もしくは、はまらないといけないから、そうなりたい、ならないといけない!と思っているだけではありませんか?
諸外国では、多様性の美を求める声が年々大きくなっています。
医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンは、美白化粧品の開発をやめることを発表。
白人文化による価値観の植え付けをやめるという意思表示の一環であるとして、大きなニュースとなりました。
ヴィクトリアズ・シークレットはプラスサイズモデルの起用を発表。
彼女の名はアリ・テート・カトラー。
彼女のサイズはアメリカで最も一般人に多いサイズだそうです。
美の形は、もっと人それぞれでいいんです。
あなたには、あなただけの美しさがあります。
あなたがどれだけ今、美しくなるために努力をしていても、
自分自身の美しさを極めるという目的だけは見失って欲しくないなと思います。
よくおすすめしている、フランス人は10着しか服を持たないの考え方と通ずる部分があるかと思います。
パリジェンヌはいつも、自分が一番美しく見える&心地よいスタイルを貫いているそう。
日本人も、パリジェンヌのようにもっとシックに心地よく生きていいはず。
そんなことを思う私が個人的に推奨したいのがこちら。
①垢抜ける方法をすべて実行し、各パーツをピカピカに磨く
②セルフブランディングで自分の良さを爆発させる
自分を無理やり型に押し込めて何者かに成り代わろうとするのではなく、自分自身の美しさを目指して欲しい。
美容アカウントを運用し、日々美容についての投稿をしていますが、ここだけは主張したいなと思うところです。