こんにちは!みりんうさぎです🐰
今日はTwitterでよく質問をいただく『独学でwebデザインを学ぶ方法』をご紹介したいと思います。
もくじ
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1. webデザイナーは独学でもなれる?
2. 独学のための神ツールはこれ!
┗2-1 udemy
┗2-2 Pinterest
3. まとめ
webデザイナーは独学でもなれる?
結論から言うと、なれます!
が、難しいし大変です。
webデザイナーとして就職をするには、ポートフォリオと呼ばれる作品集を用意することが基本中の基本。このポートフォリオを独学で用意するのはかなり大変です。自信がない人は短期間でも良いのでスクールに通った方が無難。
ですが、
独学を続けていく強い意志がある人
自分で情報を探すことが得意な人
は独学でも十分webデザイナーになることが可能です!
独学のための神ツールはこれ!
独学をするにあたって最も重要なことは『良質なツールを選んで使うこと』。
よくわからないサイトや本で勉強をして間違った知識を取り入れてしまったりすると、時間も無駄にするし、間違った知識を取り入れてしまい遠回りに。そうするといつまでもデザイナーになれず、結果消耗してしまいます。
なので、良質なツールを選んで使うことは本当に大切です。
大切なので2回言いました。
それでは、『現役webデザイナーが選ぶおすすめの神ツール』を2つご紹介します。
この2つは、どちらか1つを使うのではなく、どちらも違った役割があるので、両方同時に使うことを推奨します。
では、順番に解説していきます。
Udemy
アメリカで生まれた世界最大級の学習プラットフォームのudemy。日本においてはベネッセが協業をしています!
世界的にもかなり有名なのに、なぜ日本であまり知られていないのか疑問すぎる神ツール。
受講者数は3000万人以上、講座の数も10万以上あります。
私が働いているデザイン会社の新人研修でも使用しています。正に、デザイナーになりたい初心者さんに最適なツール!
そんなUdemyの1番の神ポイントはなんと言っても安いのに質が良い点。
安い
デザインスクールに通うと何十万もするデザインツールを習得するための講座。Udemyだとなんと、たった数千円で「基礎完了まで」受けられちゃうんです。
「基礎完了まで」です。すごくないですか?
例えば、デザイナーになるために必ず習得しないといけないスキルのひとつであるadobe illustrator。
この講座もたった1200円で受けることが可能。
スクールだと1回の授業が約5000円。
20時間受けると10万円。
Udemyだと、何十もの講座を最後まで見て終了し、習得をするまででたった1200円です。コスパが最強すぎますね。
自分でモチベーションを保てるならudemyはかなり安上がりで最高です。
質が良い
ここで湧いてくる疑問として、「安かろう悪かろうなんじゃないの?」
なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いいえ、Udemyは安いのにかなり質が良いんです!
Udemyに講座を出せるのは「udemyコース品質チェックリスト」のガイドラインをクリアした人だけ。
どの講座もこれらをクリアしているので安心できますね。
そして★の数で評価と口コミが見れる点も良いですね。
まずは★の数が多くて口コミが良いものを使えば間違い無いでしょう。
さらに、類似するコースの中で最も購入されているコースには、「ベストセラー」バッジがついています。
- カテゴリーの中で販売数が多いこと
- コース平均評価が4.2以上であること
- コースの口コミ評価が10個以上あること。
この3つがバッジを取得する条件。
初めてコースを買う方はベストセラーを選ぶとまず間違いないです。ベストセラーの中から好きなものを選んでみましょう!
30日間の平均保証
Udemyでは、満足しなかった場合、購入から30日以内であればコース料金を返金してくれます。
理由は問わず、いかなる場合であっても返金に応じてくれるのが良い点です。
こんな理由でも全てokです。
失敗してもいいので始めやすいですね!
講座の種類が豊富
10万以上ある講座の中から好きなものを選べるudemy。adobe illustratorやphotoshopなどのツールの使い方だけではなく、カメラやSNS運用など、楽しそうな講座もたくさん。
デザイナーって、ツールが使えるだけではなく、その人によって得意分野が結構違うんですよ。
みんな自分の得意分野を活かしながらデザインをしています。
例えば、カメラが得意な人はウェブサイト用の写真を自分で撮ってきたり
イラストが好きな人はイラストを使ってカタログを作ったり
自分の強みを作っておくことで自分の好きをデザインに取り入れて作ることができるので仕事が楽しくなります。
udemyにはデザイン以外にもイラストやカメラ、コーディング、マーケティングの講座なんかもあるので、あらかじめ学んでおくことで自分の得意分野を増やせます。
そうするとポートフォリオも充実するので、就職にも有利になります。
デザインツールの使い方講座と並行して、好きなものもぜひUdemyで学んでみてください!
Pinterestは、デザインの方法を学ぶというよりは、自分の感性を高めたり、何かを作る際に参考にするために使うツール。ですので、Udemyを使いつつ、同時に使ってほしいツールになります。
逆に言うと、Pinterestだけではデザイナーは目指せません。
Udemyを使う目的が「デザイナーに必要な基礎スキルを身に付けるため」であるのに対し、
Pinterestを使う目的は「感性を高めるため」や「デザイン作成の参考にするため」。
どちらも違う役割を持っています。
pinterestはデザイン科の学生やデザイナーがほぼ全員使っていることでも有名。
世界中の素晴らしいデザインがぎゅっと凝縮されているため、プロも大勢愛用しています。
利用は完全無料。素晴らしいです。無料なのでもう絶対に使ってください!!
では、実際にプロのデザイナーがこのツールをどうやって使っているのかをご紹介します。
デザイナーのPinterestの使い方
デザイナーは新しい案件が始まるとまず、リサーチを開始します。
などを詳しくじっくりとリサーチします。
この「リサーチ」は、デザインをする上でもっとも大切なプロセスとされており、これをしないデザイナーは良いものを決して作れません。
そのリサーチにかなり役に立つのがこのPinterestです。
リサーチボードを作る
Pinterestでは、自分のページに複数のボードを作ることが可能。
そのためデザイナーは、新しい案件が始まるとまずはその案件名のリサーチボードを作ります。
例えば今回、とあるスイーツのパッケージをリニューアルする話があったとします。(私が実際に担当した案件です。)ボードを新しく作成し、そこに写真を足していきます。
検索バーで検索をし、
気に入ったものを先ほどのボードに保存するだけです。
こうして好きなアイディアを保存していき、自分のボードを完成させます。
このように、全てのデザインを一覧で見ることで、何かと何かの融合案が生まれたり、新しいアイディアが浮かんだりします。
海外ドラマが好きな方、FBIの捜査用の図がホワイトボードなどに張り出されているのをみたことがありませんか?
こういうやつですね。
状況や容疑者などの情報を一覧で見ることにより、脳が情報を処理しやすくするそう。そのためにFBIの捜査ではこのボードを採用しています。
デザインにおけるアイディアボードの作成は、このFBIの捜査ボードと同じような要領です。
ベテランデザイナーは皆このやり方を推奨しており、デザイン学校に入った時も、制作会社に入った時も、まず初めにこのシートを作ることを教えられました。
昔は雑誌をコラージュしたり、イラストを描いたりしていたそうですが、今はPinterestを使うことで簡単にできてしまいます。技術の発達に感謝です。
仕事以外の使い道
Pinterestにはデザイン以外にも様々な画像があるため、仕事以外でも使うことができます。
1.日々の勉強
多くのデザイナーが、自分の感性を高める目的で、好きなデザインを保存をするのに使っています。
私は「好きなやつ」という名前のフォルダを作り、好きなものだけをこのボードに保存しています。
自分がどんなデザインが得意なのかを発見することにも繋がりますし、世界中のデザインがみれるのでとても勉強になります。
こうしてみると、私はパステルカラーのフェミニンなデザインが好きなのが丸わかりですね。
2.ダイエットのモチベーション
私は、ダイエットのモチベーション用に理想体型の方の写真と、好きなファッションのボードを作っています。
自分の目標を可視化して一覧で見ることで、モチベーションの維持に繋がります。
仕事中ちら見して、デスクで食べようと思っていたお菓子をそっと引き出しに戻りたり…笑
デザインの勉強だけではなく、こういった使い方もできます。
3.作ってみたい料理の写真を集める
Pinterestには料理の写真なんかもあります。
私は料理が好きなので、今度作ってみたい料理のボードを作ってアイディアを貯めています。今度の休みは何作ろうかな〜なんて妄想したり、いろんな国のヘルシーな料理が知れたり、とても楽しい!
料理以外にも「食器」や「かわいい動物」「韓国美人」などなんでもあります。
試しに好きなボードを作ってみましょう!
にしてもこんな良いツールが無料って、すごくないですか?
最強ツールなのでデザイナーになりたい人は絶対使いましょう。
日頃から物を見よう
このように、Pinterestは様々な使い方が可能です。
そして、何気なく趣味で貯めていたアイディア写真が仕事に繋がったり、思いがけないところで繋がることもあります。
良いデザイナーになるために最も大切なことは「日頃から色んなものを目で見ること。」物を見ないデザイナーは絶対に良いものを作れない。
私の尊敬するアパレル、web、グラフィックデザイナーを兼任する上司が常に言っている言葉です。
デザイナーになりたい人は是非、デザイン作品に限らず色んなものを見て、ご自身の感性を高めてください。
注意点
Pinterestを使っていく上で、注意してほしい点が1つ。冒頭にも少し書きましたが、Pinterestは単体で使ってもデザイナーにはなれません。
Udemyでしっかりとツールの使い方を学んだ上でやっと、Pinterestで得た感性をアウトプットできます。
Udemyが技術の部分
Pinterestが感性の部分
を補ってくれる感じですね。
技術と感性、どちらか1つでも欠けると良いものは作れません。
デザイナーになるにはどちらも必要だということを覚えておいてください。
逆に言うと、この2つを上手く使うことで、デザイナーとして大切な2つのスキルを補うことができます。そうすれば、独学でもデザイナーになることは十分可能でしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
UdemyとPinterest、2つの神ツールをご紹介しました。
やはりスクールに通うのが1番の近道ではありますが、この2つのツールを上手く使えば独学でデザイナーになることも十分に可能です。
皆さんが好きなことを仕事にできますよう、心から応援しています。